球春到来!! 知っておきたい投球障害①
2022/03/22
いよいよ始まりましたね!!
春の甲子園、通称センバツ⚾
テレビの前から離れがたい日々が続きます。
全国の野球好きのお父様方、テレビを独占すると家族から冷たい目を向けられますのでご注意を…(笑)
でもそんな時代でもないのかな??
さて、今回のテーマはズバリ投球障害です。
基本的に肩や肘に発生するため、野球肩・野球肘と言われています。
この呼び方、個人的には反対なんです。
なぜって、あまりにも簡易的すぎませんか??
ゴルフ肘やテニス肘も同じです。
指導者や親御さんでさえよく耳にする傷病名のせいか
『それくらいで良かったね。投げれるね。』『じゃ、1週間くらい安静が必要だね』
なんて言葉を掛ける人もいらっしゃいますが…
古の森の神様の言葉を借りるなら
『黙れ小僧!!🐺』です。
分からなければジブリ観てください。
失礼しました💦
野球肩
上腕二頭筋長頭腱炎・腱板炎(損傷・断裂含む)・上腕骨近位骨端線離開・肩関節滑液包炎など
野球肘
内側側副靱帯炎(損傷・断裂含む)・上腕骨小頭離断性軟骨炎・上腕骨内顆骨端線離開など
有名どころを挙げるだけでもこんなにあります。
※ゴルフ肘・テニス肘は『上腕骨外側上顆炎』と呼ばれます。
悪化すると手術が必要になる症状もあります。
まずは患者様本人とそのご家族にどの疾患で、どれくらいの状態なのか理解してもらう必要があります。
これらをしっかり分別して治療・リハビリする必要があるのですが、これがなかなか難しいんです。
なぜなのか。
冒頭に『投球障害は基本的に肩や肘に多い』旨を書きました。
ここにポイントがあります。
それは…
また次回(笑)