なったら大変!! 五十肩③
2022/05/10
いや~GWも終わってしまいましたね~
五月病はいかがですか?
気づけば前回の更新から2週間…
連休中(仕事でしたが)になんとか更新をせねば‼…とは思っていたのですが難しいですね(笑)
さ、気を取り直して五十肩。
最終回です。
前回は肩関節の解剖学的な回でしたがイメージはついたでしょうか?
今回はどうやって治すのか?にスポットを当てます(キャッまぶしい)
肩に限らず、どんな症状でも原因を見つけて、そこの改善を図るのが鉄則‼
痛いところをどれだけほぐしても解決なんかしません。
肩関節にしても、複数の関節があり、それらを内と外で守る筋肉があります。
関節があればそこに靱帯も存在します。
関節包という袋も存在します。
神経も、血管も…俺も私も僕も某もワイだって…‼
え~と…要はどこが動いて、どこが動いていないのかを見極めることが肝心です。
そのために『評価』をしなければなりません。
関節・筋肉・靱帯を動かしながらブレーキになっている部位を見つけます。
痛みを訴えている部位からどの神経が刺激になっているのかを判断します。
サラッと文章で書くとメチャクチャ簡単でしょう?
でも、これがめっちゃ難しいんですよ💦
前職でもこの評価法を教えました。
が、やはり難しかったみたいでなかなか習得するのに時間がかかっていました。
半年ほど経っているので、だれか一人くらいはできるようになっててほしいのですが…。
ただ、原因を見つけて治療したところで時間がかかってしまうのも五十肩の真実。
前々回に書いた通り、早くても10ヶ月程度を要します。
治療していく中で、本物と偽物の五十肩は分かっていきますが、初めの2週間以内で結果が出てくるものは偽物といっていいでしょう。
これをYouTubeなどで【五十肩はここで完治・速攻で治る】などの謳い文句で治療家を惑わせるわけです。
その場で多少の変化は出るものの、五十肩は月単位で評価をしていかなければなりません。
90度くらいしか上がらなかったものが2ヶ月ほどで100度になったり…とかそんな流れです。
五十肩は本当のことを書くと言い訳っぽくなってしまうので、ほとんどの人たちが耳障りの良い言葉で誘導していきます。
私はそれが大っ嫌いです‼
職人気質なので、日々トライ&エラーを繰り返しながら、前回よりも今回、今回よりも次回を超えていくよう努めています。
だから本当のことを患者さんには伝えます。
例えば『今年の阪神はこれから優勝します』とかね…。
うふ♬
信頼関係って大事ですね(笑)
以上、現場から五十肩についての更新を終わります‼