指導について思うこと①
2022/06/15
プロ野球の交流戦も終わり、我がタイガースもセ・リーグ4位まで順位を上げてきました!!
最初からやらんかい…というものの、そう上手くいかないですよね。
去年は優勝間違いなし!!ってところから大逆転負けをくらいましたから…。
前年最下位から日本一まで駆け上がった東京ヤクルトスワローズ高津臣吾監督の選手起用法が大きな要因の一つだったとよく言われています。
リスクマネジメントから選手起用・采配までと、現代の指導者に求められるものは毎年増えていっています。
そのため、アマチュアスポーツ界では指導者講習会などを定期的に開催し、預かっている選手たちが安心・安全にプレーできるような情報を与えています。
特にサッカーやラグビー・アメフトなどはその辺りが進んでいます。
サッカーに関してはFIFA主導のもと、アップ・ストレッチ・トレーニング方法などがトップダウン型でどのカテゴリーに対しても平等に情報を与えています。指導者ライセンスも素晴らしいシステムですね。毎年のように更新しないといけないため、講習会にも熱が入ります。
最近、指導者の在り方について色々と論じられることが増えてきました。
先日も大学野球で罰走中に倒れた選手をしばらく放置して、結果亡くなってしまうという事故も起きてしまいました。
その選手が自力で水分を取ることが困難であったため、現場にいたトレーナーからは救急車の要請もあったようですが、監督は同意しなかったそうです。
熱中症に関して、正しい知識があれば防げた事故だと思います。
どうしても日本は根性論と自己経験論が根強く残っています。
昔の経歴や成功体験を絶対的な矛と、新しい情報を遮断する強固な盾を用いた指導者がまだまだ多く見受けられます。
情報の多い現代では、毎日のように新しい発見が出てきます。
その中から正解を見つけるのは困難でしょう。
選手や保護者の方々を納得させることはもっと大変でしょう。
でも、選手を預かる以上、その努力をすることは当然だと思います。
先日、ソフトボールの公式戦に初参加しましたが、その隣の会場では少年野球チームが練習していました。
ずっと聞こえていたのは選手たちを怒鳴りつける声がほとんど…。
『やだな~』と思いながら高々とセカンドフライを打ち上げた私なのでした。
また来週☆